増えている男性の冷え性
冷え性で悩んでいるのは圧倒的に女性が多いのですが、
実は男性にも普通に起きる症状なのです。
しかも現代社会はストレスが多く食生活の乱れや喫煙などによって、
冷え性の男性が増えてきていると言われています。
冷え性の男性が増えてきた原因のひとつに喫煙があげられます。
タバコに含まれているニコチンは血管に悪影響を及ぼしやすくするのです。
また一酸化炭素によって動脈硬化にもなりやすく、
血管が細くなってしまいますから血行不良で冷え性になるのは当然のことです。
喫煙は冷え性だけでなく、血液中の栄養や酸素がスムーズに
身体に運べなくなるので当然ながら健康にとってマイナスです。
喫煙者で今は冷え性ではないという人も、日々毛細血管はダメージを受け続けています。
冷え性になると男性でも肩コリや腰痛、むくみや手足が冷たくなったりと
不快な症状が現れますから、できることなら一日も早く禁煙することをおすすめします。
子宮などに影響が出てしまう女性で症状と違って、男性の冷え性では
肝臓や腎臓に影響することが多いのです。
冷え性になるとホルモンを調節している自律神経が乱れてしまうからで、
自分の意志ではコントロールできないのです。
冷え性は女性だけでなく男性がなっても不思議ではない症状ですから、
恥ずかしがったり隠すことなく、オフィスでも冷やさない工夫をする必要があります。
特に夏場には冷たいビールを飲んだり冷房を強くしたりということが
当たり前になっているのではないでしょうか。
自分の体を守るために、食事や運動、衣類など症状が軽いうちから気をつけることが大切ですよ。