冷え性はまさに万病の元
冷え性は朝起きるのもつらく手足は冷たく肩こりや腰痛で悩んでいる人も
多いですが、それ自体は病気というわけではありません。
しかし単なる体質というわけでもありません。
生まれつき冷え性だったという人はおらず、何らかの原因が
いくつか重なって少しずつ冷え性になっていったのです。
冷え性はどんどん悪化していきますし、身体が冷えるということは
内臓に悪影響を及ぼし様々な病気に進行していく可能性があります。
女性が悩んでいる体の不快な症状で冷え性のほかによく聞かれるのが、
頭痛、肩こり、むくみ、腰痛、生理痛、便秘などではないでしょうか。
どれも冷え性によって引き起こされている可能性が高く、
その症状を改善しようとするよりも冷え性を解消するように
努力する方が近道かもしれません。
慢性的な冷え性が招く病気にはどのようなものがあるのでしょうか。
まず冷え性のひとがなりやすいのが花粉症などのアレルギー疾患です。
まだ解明されていない部分も多いのですが、
冷え性を解消するとアレルギー症状も緩和することがわかっています。
そして特に女性に多く見られる膀胱炎です。
慢性化しやすい病気なので気をつけましょう。
関節リウマチも冷え性によって引き起こされやすい病気ですが、
ストレスなども原因のひとつだと考えられています。
また逆に、冷え性がほかの病気の症状として現れているという可能性もあります。
冷え性を改善するために食事や運動に気をつけ、衣類やお風呂の入り方など
ありとあらゆることを試しているのに全く効果がないという人は、
ほかに原因があるかもしれません。気になったらすぐに医師に相談しましょう。