かくれ冷え性にご用心!
冷え性の人はいつも手足が冷たかったり寒がりですが、
自分で冷えを感じていない“かくれ冷え性”の人も結構いるんです。
自分で不快な症状がないのなら別にいいんじゃないの?と思うかもしれませんが、
放っておくと色々な病気の原因になることもあるので、悪化させないようにしなくてはなりません。
かくれ冷え性とは、いったいどのような状態なのでしょうか。
かくれ冷え性は、普通の冷え性と違って手足はそれほど冷たくないんです。
しかし目に見えない部分の内臓が冷えているため、平熱が低いというのが特徴です。
平熱がいつも35度台だという人は、かくれ冷え性の確率が高いと言えます。
体温が低いと基礎代謝があまり良くないので太りやすく、
血行が悪いためむくみも起こりやすいでしょう。
また、かくれ冷え性の疑いがある人には、肩こりがあったり、
顔色が悪くシミやそばかす、くすみなどが気になったり、胃腸の調子を崩しやすい、
寝付けないことや朝起きるのがつらいという症状がみられます。
女性ならどれかひとつは当てはまってしまうかもしれませんね。
顔がカーっと熱くなるほてりも冷えからくるものなので、
かくれ冷え性だと言えるでしょう。体の熱が顔にたまるという症状なので
下半身を温めることが大切です。
太ももやお腹が普段から冷たいと感じる人は血行が悪くなっているので、
生活習慣や食事を改善し冷え性を克服しましょう。
かくれ冷え性の人も冷え性の人も、そのままにしていると
症状はどんどん悪化していきますから、身体をあたためて冷やさない工夫をし、
体質改善に乗り出しましょう。
自分の好みの食材や習慣を見直してみると、かくれ冷え性や冷え性になった原因に
すぐに気付くことができますよ。