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女性の更年期と家族関係

女性の更年期はよく耳にしますが、男性にも更年期はあります。
男性でも女性でも更年期障害が出ると、少なからずとも家族にも影響をもたらすので、
ここでは、家族に更年期障害が出たときにどのように対応したらよいのかについて
少し触れてみようと思います。



女性の更年期障害の程度は、個人によって大きく違います。
それほど症状として出ない人もいれば、日常生活に支障をきたすほど
辛い症状を伴う人もいます。
奥さんがあるいは自分の母親が後者の更年期障害であった場合には、
一番に家族が精神的に支えてあげることが大事です。
心の支えになってあげて、もしも医師による治療が必要と思ったならば、
医療機関への受診を勧めてあげたり、一緒に医療機関を受診してあげましょう。


男性が更年期障害になった場合には、自分が更年期障害だと
受け止められないケースが多いようです。
仕事面でのストレスだろうと考えたりして、まさか更年期障害だとは思いつかないようです。


これは、更年期といえば女性に起こるものと言う先入観がそうさせているのでしょう。
旦那さんがやけに落ち込んでいたり、疲れがなかなか取れなかったりするようであれば
更年期であるかもしれないことを念頭において、暖かく接することが必要です。
この場合も心の支えになることが必要で、必要ならば医療機関への受診を考えましょう。


男性の更年期の時期は、特に定年退職の時期と重なります。
今まで精力的に行なってきた仕事が無くなり喪失感を覚えたりすることが
発症のきっかけとなることもあります。
その為、いつも家にいるようになる旦那さんを邪険に扱う事は絶対にしてはいけないことです。


子供が独立し、夫婦2人でいる時間が増える頃に更年期はやってきます。
夫婦2人でしっかりとコミュニケーションをとり、お互いに心の支えになれば、
たとえ更年期の症状が出たとしても、乗り切ることが出来るでしょう。