更年期での人とのつながり
更年期の症状は様々ですが、精神的な症状が出てくると
人間関係が難しくなってしまう可能性が出てきます。
更年期の人間関係を上手く行なっていくためにも、
更年期の人との付き合い方について少し触れてみたいと思います。
更年期の症状では、やけに気分が落ち込む、孤独感を感じたり、
喪失感を強く感じたりする場合があります。
こう言った精神的な症状が出ると、人との付き合いを避けがちになりますが、
逆にこう言った精神状態であるときこそ、人との付き合いを積極的に行うことが大切です。
しかし、この状態での人との付き合いは簡単なものではありません。
誰でも人と接するという訳ではなく、気心の知れた何十年来の友人が
近くにいれば、その友人に頼るのも良いでしょう。
同年代の友人であれば、なおさら更年期での人間関係について理解してくれるでしょう。
更年期の症状が出ているときは、何よりも心の支えがとても大切です。
心の支えになってくれる友人を作る事はとても大切なことで、
だからこそ、日ごろから人との繋がりは大切にしたいものです。
また更年期の年代と言うのは、丁度親の介護の問題と重なる時期でもあります。
しかし、親の介護と言うのは一言では言い表すことが出来ないほど
大変なものです。
この大変な介護を更年期の時期にひとりっきりで抱え込むと、
更年期の症状を更に悪化させてしまう可能性もあります。
頼れるものは頼って良いのです。
親族に頼ることも良いですし、自治体の協力などを上手に活用して、
他人の力を借りることを忘れないでください。
更年期のこの時期に人間関係のわずらわしさが嫌で、助けを借りずに、
自分で全て背負う事は逆に更年期の精神状態にはよくないことです。
普段から人との縁を大切に、人との繋がりを大切にしていると、更年期の人間関係も上手くいくものです。