更年期のイライラとは?
更年期に見られる更年期障害の症状としては、身体的なものと精神的なものがあります。
女性の場合は、女性ホルモンの減少から、体のホルモンバランスが崩れて
様々な症状を現します。
身体的な症状は、汗をかきやすいとか、動機がするとか、血圧が上がるといったものです。
精神的な症状とは、うつ病に似たが出てきます。
ここでは、更年期の精神的な症状についてもう少し詳しく見ていきましょう。
更年期障害が起こる時期は人により様々ですが、多くは定年退職の年代であったり、
子供が結婚して家から出て行くといった年代に当たります。
これが何を意味するのかと言うと、大きな環境の変化があるということです。
丁度更年期の時期に、こう言った大きな環境の変化が生じると、
例えば会社を辞めてから何にもやる気が起きないだとか喪失感を感じたり、
子供が出て行って孤独感や不安感、喪失感を感じるだとか、そういった精神的状態になります。
また、何でも無いのにやけに気分が落ち込んだりイライラしたりするのも、
更年期に見られる症状です。
また、これに睡眠障害を伴うケースも多く在ります。
なかなか眠れない、眠っても眠りが浅い、こう言った睡眠障害が繋がれば、
尚更、気分が落ち込んだり、ストレスに感じてイライラしたりして、
更年期の精神的症状が更に悪化してしまいます。
これらはどれもうつ病と似たような症状であり、
医師による適切な治療が最も早い解決への道となります。
更年期の症状を決して軽く見てはいけません。
特に精神的症状が出ている場合は、これを放置しておけば
本格的にうつに陥ることもあるのです。
1人で抱え込まずに、誰かに相談するなり、カウンセリングを受けるなりしましょう。