更年期障害の症状 のどの渇き
更年期の症状の一つとしての口や喉がやけに渇いたりすることがあります。
これは、一くくりに更年期の症状と言っても理由は様々であります。
例えば、更年期になり頻尿になることがあります。
この場合、頻繁に体内から水分を排出しているのに、
充分に水分をとってあげないために、口や喉の渇きが生じているといえます。
他には、更年期の症状のホットフラッシュにより、大量に汗として
体内から水分を排出していることも考えられます。
この場合も充分に水分補充をしてあげないと、口や喉の渇きに繋がります。
また更年期からくる、心配事、不安ごと、精神的な落ち込み、精神的な緊張などが
喉の渇きに繋がることもあります。
これは更年期でなくても、こう言った精神的な症状を持つと喉が渇くことがあり、
それと同じメカニズムと言えるでしょう。
対策はとても簡単なことです。
水分補給をしっかりすることです。
更年期の症状がなくとも、全ての年代において水分補給は大切なことです。
体内に必要な水分を保持するほか、体内の老廃物を排出するためにも
こまめな水分補給をすることは大切なことです。
特に意識して欲しいのは、冷たいものを飲むよりも暖かいものを
ゆっくり飲むと言うことです。
暖かいものを時間をかけて飲むと、水分補給と言う意味合いのほかに、
気分を落ち着かせるという効果もあるのです。
水分補給をしっかりして、気分を落ち着かせ、自分がリフレッシュできる
何かを見つければ、きっと喉の渇きもなくなってくるでしょう。
しかし、それでも口や喉の渇きが気になるようであれば、
更年期の症状としてではなく、他の病気が疑われてきます。
糖尿病の代表的な症状として口や喉の渇きがあります。
糖尿病の疑いもあるので、医療機関を受診し、医師へ相談、検査を行なうことが必要となってきます。