更年期障害の症状を知っておこう
更年期障害と言うと年齢を重ねれば訪れる仕方のないものと思っている人が
多いと思いますが、人によってはその症状は様々です。
更年期障害の症状も違えば、その度合いも違うのです。
ある人にとってはあまり感じない程度の症状であっても、
ある人にとっては生活に支障をきたすほどの症状が出たりします。
更年期障害の症状が出たら、医師に相談することが最適です。
どのような症状が更年期障害なのかきちんと頭に入れて起きましょう。
更年期障害は女性ホルモン、エストロゲンの減少から体のホルモンバランスが崩れて
様々な症状が出ます。
その為、婦人科系の症状があります。
エストロゲンを分泌する卵巣機能が弱くなっているので不正出血が増えたり、
おりものが増えたりします。
このような婦人科系の症状は更年期障害としての症状のみならず、
子宮筋腫の可能性も考慮してすぐに婦人科を受診しましょう。
また、女性ホルモンは皮膚に張りを与えたり潤いを保持したりと、
女性の肌を美しく保つ役割もしています。
その為、女性ホルモンが減少してしまう更年期障害の症状として、
皮膚が弱くなってしまってちょっとした刺激に過剰に反応したり、
水分保持力が低下して乾燥肌になり、特に冬場になると乾燥から来るかゆみに悩まされることも多くあります。
保湿を充分にするか、それでも治らないようであれば皮膚科の受診をすると良いでしょう。
また、更年期障害の症状として胃腸系の症状があります。
これは、ホルモンバランスの崩れから自律神経のバランスも崩れ、胃腸の働きが低下してしまうのです。
そうなると、常に胃が重くなったり吐き気がしたり、胃痛を生じたりします。
また、自律神経の崩れから便秘に繋がることもあります。
これらの症状が出ても生活に支障がないとなかなか医師にかかる事はないと思いますが、
様々な可能性も考慮して医師に相談しましょう。
更年期障害の症状と疑わないような症状もありますが、
他に思い当たる要因がなければ、更年期障害の可能性も考慮して医師に相談すると良いでしょう。