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更年期の原因

女性の体が女性らしく保たれているのは、女性ホルモンの働きによるものです。
肌に張りを与えたり、バストを豊かに保つのも女性ホルモンの影響です。


この女性ホルモンが加齢により減少し生じてくる様々な症状が更年期障害です。
女性らしさを与えてくれる女性ホルモンを分泌する卵巣は、
女性にとってとても大切な器官です。



卵巣には卵胞と呼ばれる、卵巣機能にとってとても大切なものが存在します。
この卵胞は十代から二十代前半にかけては数十万もあるのですが、
徐々に減少して、50歳になる頃には数千個にまで減少してしまうのです。


卵巣機能にとても重要な卵胞が減少しては卵巣が充分に機能することが出来ず、
結果として女性ホルモンの分泌が今までのように充分されなくなるのです。
そして、この女性ホルモンの減少が、更年期障害となって現れるのです。


女性ホルモンの減少に体は最初はついていけずに、様々な症状を現します。
しかしこのホルモンバランスが崩れた状態がずっと続くわけではなく、
体も徐々にその状態にきちんと慣れていくようになるのです。


この体が模索する期間を更年期と言うのです。
女性ならば更年期はいつくらいにくるのだろう?と疑問や不安に思うと思いますが、
人により様々でありはっきりと期間を定義する事は難しいです。


一般的に言うと、更年期とは閉経の前後4,5年間といわれているので、
日本人の閉経の平均年齢が50歳くらいですので、40代前半から50代後半といえるでしょう。


しかし、あくまでもこれには個人差がとても大きいので、
これよりも以前から更年期の症状が出たからといって、「更年期障害ではない」とは言い切れないのです。