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男性の更年期障害とうつ病

男性の更年期障害の症状の一つにうつ病のような症状があります。
女性でもこのような症状はありますが、男性の場合は期間が不確定で
比較的長期となるという特徴があります。



更年期の症状が出やすいのは年齢で言うと40代後半以降でしょうが、
男性の体に衰えが見えてくるのは40代前後からと早い時期からすでに始まっています。
男性は元々筋肉質でありますが、その筋肉が衰えていく上に、
近年では多く見られるお腹周りの脂肪の蓄積、そういった肉体的な衰えは
更年期の症状が出る大分以前から始まっているのです。


年齢を重ねていけばある程度は仕方のないことなのですが、
こう言った自分の体の変化は、特に筋肉をつけて引き締まった体をしていた人や、
颯爽と仕事をこなすようなスマートな人にとっては非常に大きなショックであり、
このショックがマイナス思考へ繋がっていく場合が多いのです。


このマイナス思考が悪化すれば男性の更年期障害のうつ病へと繋がっていくのです。
衰えていく自分の体を見て、自分はダメだと思い込み、
何に対してもやる気が起きなくなってきます。
そうするとますます体は衰えていき、気力、体力、忍耐力、集中力がなくなっていきます。
最初はちょっとしたやる気のなさでも、それが仕事にまで影響してくると、
仕事で失敗をしたりして、そうすると焦燥感で負のスパイラルに巻き込まれていくのです。
人に会いたくなくなり、家に引きこもるようになることもあります。


うつ病の症状の一つに不眠がありますが、この状態に不眠が加われば、
心も体も休まることがなく、どんどん悪化していくのです。
このように、男性の更年期障害のうつは長引いてしまうので十分な注意が必要です。